古い言葉で、大晦日は「おおつごもり」と申します。
年越し蕎麦を食べる習慣は江戸時代の中頃から始ったそうです。
「みそか蕎麦」と言い、もともと昔は月末に蕎麦を食べる習慣があったそうですが、金箔職人が飛び散った金箔を集めるのに蕎麦粉を練ったものを使ったことから、縁起をかついだそうです。具を入れると縁起が悪いと聞きましたが、私はかき揚げとうずらの卵で、美味しく頂きます。
108っ撞かれる除夜の鐘ですが、108とは煩悩の数で、それぞれ眼・耳・鼻・舌・身・意の六根(6)に苦楽・不苦・不楽(3)を掛けて18種類、この18類のそれぞれに浄・染(2)を掛けて36種類、この36類を前世・今世・来世の三世(3)を更に掛けて108となり、これは人間の煩悩の数を表します。(諸説あります)
そして今日は大祓(大祓い)。宮中を始め全国的に儀式が行われます。6月30日と12月31日の半年毎に行われ、6月は茅の輪くぐりが風物となります。
今日の大祓は7月1日~本日までにおかした罪や穢(けがれ)を祓いますが、2018年もどうぞ清々しく、良い年でありますように。
よい年をお迎えください。
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