毎年、初詣に大宮の武蔵一宮氷川神社へ初詣に参るのですが、今年はすっかり出遅れました。
休みの日も毎週研修会や会合等があり、なかなか行けず・・・
節分の翌日の2月4日、立春と言うこともあり、仕事をちょこっと抜けて氷川神社へ。
学生の時から雅楽でお世話になり、お祭りの時には奏楽奉仕(演奏のご奉仕)をしたり、ホームグランドでした。
今では仕事が多くなり、不義理ばかりで申し訳ありませんが。仲をよくしてくださる神主さんも多くいます。
昨年、「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」と言うテレビ東京で、お氷川様の御手洗池の水を抜くと言う番組がありました。
さすがにご神域なので、外来種などの魚は出てきませんでしたが、腰のあたりまで土が堆積していたのを覚えています。
この池は江戸時代まであった見沼と言う沼の水源だったそうで、水を抜いた後も、湧水が小さな流れをつくっているのがよく分かります。
確かに数年前に鯉も浅く泳いでいるようで「池が浅くなったな」と思っていました。
暮れに1度だけ、少し水をはったそうで十日市と言うお祭りの時に見たときは、うっすら水がはられていました。そのん時の聞いた所の話では「このまま水を戻そうか、掻い掘りしようか考えている所」と伺いました。
今回見た所、また水が抜かれています。ちょうど、よく話をする神主さんが来たので、「池の水、また抜いたんだ」と言うと、「これから掻い掘りをするんですよ。もう60年もやってないんで」と。
池は掻い掘りしなければいけないのは知っていましたが、60年の経つと、だいぶ浅くなってしまうのですね。
この御手洗池、8月1日に皇居より勅使参向の折に、宮内庁式部職学部の楽師が東遊(あずまあそび)と言う、歌舞(うたまい)を舞われますが、その歌詞の中に「氷川の宮の御手洗の あわれれれんや・・・」と歌われる池なのです。
掻い掘りされると、水もきれいになるでしょうね。きれいになった池を見るのが楽しみです。
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