菖蒲湯

5月5日は端午の節句ですね。

この日は武者飾りに柏餅や粽(ちまき)を供えたり、菖蒲湯に入ったりしますね。

この菖蒲湯は約1300年も前から行われているそうですが、菖蒲は「尚武」や「勝負」にも通じ、縁起が良いとされ、また単に厄除けや邪気を祓う為だけではないようです。


実はとても体にも良いのです。菖蒲の茎や葉には精油の元となる成分が多く含まれていまれ、とても良い香りがします。その香りが邪気や厄を祓うと古代から伝わっています。精油はアロマの液体ですよね。


菖蒲に多く含まれる精油となる、オイゲノールとアザロンという香りの成分だそうで、血行促進や疲労回復の効果があります。

更に、神経痛、冷え性、肩こりなどにも有効な成分が含まれ、その香りによってアロマ効果やリラックス効果もあります。

前日の5月4日に、菖蒲を軒の上に置き、日光に当てます。厄除けの為に行われたようですが、太陽に干すと効果がありそうですよね。そして5月5日にその菖蒲を少し熱めにしたお風呂に入れて10~15分くらいしたら入浴します。


菖蒲湯で、リラックスしてゆっくりお休みなさ~ぃ♪


なお、花菖蒲の菖蒲と菖蒲湯の菖蒲では科目の種類が違うのでご注意ください。


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