上巳(じょうし)
上巳の節供は五節供の一つで、上巳の祓い(じょうしのはらい)とも言うそうです。
元々は3月上旬の巳の日でしたが後に3月3日に行われるようになりました。
旧暦では3月3日は桃の花が咲く頃なので「桃の節句」とも言われる。古来、上巳の日に川で身を清め不浄を祓う習慣があったそうで、紙で小さな人形(ひとがた)を作って、それに息をかけ体を撫でて穢れを打ち追わせ、川や海に流してお祓をいたしました。現在でも「流し雛」がその祓いの行事です。
この流し雛から豪華な雛人形へと発展いたしました。
以前、人形屋さんのおばさんから聞いたことがありますが、男の子の鎧兜の五月人形はお道具も少なく、シンプルなのですが、お雛様はお道具の数が多く、これは嫁入り道具の再現だそうです。「お嫁に行くのはこれほど大変なお支度なんだよ。だから嫁ぐと言うことは本当に大変で大切なことなの」と小さい頃から教える為のものだそうです。
春はそこまできていますよ。
今日はその他に金魚の日、結納の日、耳の日などがあります。
今日もステキな1日をお過ごしください♪
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